試合前に考えるべき“一番重要”なこと
試合に入る前、選手たちにどんな準備をさせていますか?
・ストレッチやランニングなどのウォーミングアップをする
・集中できる環境を作り出す
・乱打やボレーボレーをして少しでもボールに触っておく
など、自分がベストな状態で試合に挑めるように準備をさせることはもちろんですよね。
そして準備ができれば、あとは選手たちが練習通りのプレーがしっかりとできるか、どうか。
このようなことが一般的であり、間違いではありません。
試合は入る前から始まっている
「選手たちが思ったプレーをしっかりやり通す」ことは大切です。
ですが、思い通りにプレーができていても、相手との実力差があれば、勝てないのは当たり前ですよね。
ソフトテニスは「対人競技」ですので、選手たちがいいプレーができる、できないにかかわらず、何より「ミス」を減らし、できる限り失点が少ない方が勝つ競技です。
つまり、「自分たちのミスを減らし、相手にミスをさせること」が勝つための条件なのです。
ですので、自分たちの準備も必要ですが、相手を観察し、試合での「相手のの特徴を知る」ことが、試合で勝つための最優先させる準備なのです。
大きな予測と小さな予測
まず、相手の特徴を予測するためには
・大きな予測
・小さな予測
の2種類があるのをご存知ですか?
大きな予測には、
- 「フォーメーション的特徴」
- 「身体的特徴」
- 「性格的特徴」
- 「心理的特徴」
の4つがあり、相手を知るための、広い意味での特徴を知り、予測することで、試合中の局面のなかでの「駆け引き」で有利に試合を運ぶ準備ができるようになります。
大きな予測を立てたあとに、「小さな予測」でる、相手の「技術的特徴」をしっかりと把握することが大事なのです。
この小さな予測である「技術的特徴」を予測し、判断することは試合で、重要なポイントになります。
簡単にいえば「相手はどのようなショットが苦手で、逆に何が得意なのか」ということです。
この技術的特徴は、相手のあらゆるプレーの場面をしっかりと観て「このコースは苦手そうだな…」「この態勢にさせれば、ここにしか打ってこないだろうな…」と判断するのですが…
相手のクセを一瞬で見抜く方法
相手選手の特徴の予測はじっくり観察しないと、わからないことが多いのですが、唯一、相手を見れば、“一瞬でわかる特徴”が一つだけあります。
それは「技術的特徴」のなかのある一つなのですが、
小峯監督は現役時代、まずはこの「技術的特徴」を見て、予測を立てていたそうです。
この特徴以外にも、大きな予測についても詳しく解説してくださいました。
この特徴は“クセ”に近く、良いものでも悪いものでも染みついたものはすぐに直せません。
つまり、試合中では修正が効きにくく、無理に修正しようと思うと、技術的な特徴なので、ミスをしてしまう可能性があります。
つまり、この技術的な特徴を知れば、早い段階である程度の予測がつき、すぐにそのクセの弱い部分を攻めることができるのです。
まだまだ、ほかにも相手の特徴を見抜く、細かな説明はありますが、続きはDVDご紹介しています…
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